ある日の仕事帰り、いつもの始発駅ホームに出ると、事故で遅れた電車が止まっていて既に混雑。
今日は座れないなと乗り込むと、乗降口の少し奥の、背が高い30前くらいの女の子と目が合った。
可愛いとも美人とも言い難いが、顔は充分ストライクゾーン内だ。
彼女と平行に、彼女の友達らしき人を挟んで右側に立つと、彼女がチラチラとこちらを見る。
"もしかして僕がタイプなんだろうか"などと思いつつ、人がどんどん乗り込んで来るので奥へ入り、彼女の後ろを通り、反対側左隣に同じ方を向いて立った。
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