前回の話:谷村美月似の同僚と同期の子が退職することになったが、その子から告白された
“直接美佳に言えばいいじゃねえか”という内容の電話が終わり、僕は風呂へ入ることにした。
身体を洗い終えて湯船に浸かっていると、外で車のドアが閉まった音がした。
続いて玄関のドアがバタン!と閉まった。
“美佳が忘れ物でも取りに来たのかな”
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