前回の話:同期で一番美人の木野愛美との哀しき童貞卒業話
同期一の美人で、憧れていた木野愛美との不幸な体験以来、僕と愛美は何事もなかったかのように振舞っている。
端から見たら僕と愛美の間に起きた出来事など分かるまいし、そもそも僕のような男と愛美が交わった事など考えもつくまい。
そんな中、しばらくして、僕の部屋にDVDが届いた。
ダンボールに入ったそれを空けてみると、「木野愛美」とのみ書かれてあった。
僕は思わずセットしていた。
映し出されたのは、何人もの男達に囲まれ、立ちすくんでいる愛美だった。
泣いている。
そんな姿も凄く可愛かった。
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