ヒロコを酔わせてオモチャにした話は、寝台特急の話や、先輩を呼んで二人でイタズラした話しなどをしてきましたが、『その後』のお話をしましょう。あれから、戸田先輩は、何度も僕を飲みに誘うようになってきました。「よお!・・・今日はどう?」って毎週のようにお誘いが来ます。それまでも、ちょいちょい一緒にお酒を飲むことが多かったので、それほど特別なことでもないのですが、やはり、ヒロコの話しをしたいのは十分に解っていました。あのときの写真や動画は、全部コピーをして渡していましたので、彼曰く、『すり切れる』ほど見たのだそうですが、「やっぱり、ナマのヒロチャンがいいよね・・・」って。「今度、いつ来るの?・・・」といったことを飲む度に聞かされていました。そこで、「来週末にまた来るみたいですよ・・・」というと、「エ?、ホント?、またお邪魔していいかな?」と目を輝かせて聞くのです。「もちろんご招待しますので、お願いしますよ・・・、いつもお世話になっているんですから・・・」と、言うと、子供みたいな笑顔を見せながら喜んでいました。
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