この間、大学最後の夏休みに、思い切って、何か思い出に残るようなことをしようと思って、お遍路に出かけました。道中は、楽しいことや苦しいことがいろいろありましたが、予期していなかった問題に性欲のことがあり、一人で歩き続けていると、日がたつにつれて、だんだん体がムラムラしてきました。特に後半の夜はひどく、布団に入って寝付くまで、悶々としていました。しかし、お遍路は宗教的な行為で、清く正しくしようと前もって決めていたのと、予算を抑えるために、多くの人が泊まる遍路用の宿泊施設を利用していたので、いやらしいことは一切しませんでした。お遍路も、あと少しで終了という日が来ました。私はいつも通り、宿泊施設に電話をかけたのですが、あいにくこの日は予約がいっぱいで、宿に泊まれませんでした。どうしようかと思っていると、途中でビジネスホテルがあったので、受付で尋ねてみると、部屋が空いていました。少し値段は高かったのですが、泊まる場所もないし、後半の一日位ならいいかなと思い、その日はホテル泊となったのです。
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