無駄とわかっていても壁に耳を押し付けずにいられない。「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」「シコシコシコシコ」自分の切ない吐息とオナニーの音が、夜中の部屋に満ち溢れる。兄夫婦を連れ立っての旅行で、投宿したホテルの一部屋での23時だ。一人さみしいオナニーの5時間ほど前・・・「適当な理由をつけてきたわ。」、手にしたビールを二缶両手に抱えて義姉さんは俺の部屋に来た。
↧