下着が盗まれた日を改めて回想すると、自分の方が妹よりも先に盗まれたことを知りました。自分が帰って来るなり、母が「里彩子の洗濯物が無くなってる…」「夜中に盗んで行ったみたいなんよ…」って。まさか母がどストレートに、妹に事実を話すとは思っていませんでした。部活して帰って来た妹に母が、「あのな里彩子…里彩子のな 洗濯物が盗まれたみたいなんやわ」「昨日お風呂入った後で洗濯しようと思って 外に出したままにしとったから」妹「な何…えっえっ ウチのが無いん?」「何が無いん?」「えっ何が…?」
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