中三の夏の思い出。中学時代少しやんちゃをしていた僕は、未成年にも関わらず、河川敷の公園で、仲のいいグループを集めて皆で飲酒していた。いわゆる酒パというやつで、近所の小さな商店では、恐らく未成年と分かっていただろうが何も言わずビールや酎ハイなどを売ってくれていた。夜も更けてきて、帰り出すメンバーも出てきたことから、そこでお開きにし解散した。僕と幼馴染のアヤカは帰る方向が同じなので、河川敷を二人でたわいもないバカな話で盛り上がりながら帰っていた。実はこのアヤカは、前にもここに書いたが、僕が想いを寄せる人物だ。この時はまだ強い恋愛感情は抱いておらず単なる幼馴染の同級生である。
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