俺は次男の為、結婚はこの実家に住めないと昔から覚悟はしてた。
母親のお兄さん、いわゆる伯父にあたるわけだが、年齢も母親と9つ離れており、俺が20代になった頃から伯父は俺に結婚したら離れがあいてるからそこに住んでもいいと言ってくれてた。
俺は初めは冗談と思ってたから流してたが、いよいよ俺も27になった頃、6つ下付き合ってた彼女と結婚の決意を両親にも打ち明けた。
やはり兄はこの家から離れる気は全くない様子で、俺はひとまずどこかのアパートを借りて、それから家を買うかマンションにするのかを両親に言った。
俺と嫁である佳奈と二人でアパート探しを始めようと思った時、母親が俺に
↧