前回の話:隣の家に住むケイコちゃん
ケイコちゃんは小柄ながらスタイルが抜群で、また痴漢をされても怖がって俯くだけなので、痴漢にとっては絶好のターゲットだった。
ある時、駅からの帰り道でケイコちゃんと一緒になった。
「こんばんは」
「あっ、あっ、こんばんは」
急にケイコちゃんに後ろから話しかけられ、しどろもどろになってしまった。
最初は学校生活のことや友達のことなど、たわいも無い話をしていたが、急にケイコちゃんが真面目な顔になって
「あのね、実はちょっとお願いがあるの」
と言い出した。
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