僕はH方面には奥手で、風俗に誘われても、病気がこわいのと金がないので、全然行きませんでした。臆病なので彼女もできません。性欲は旺盛で毎日オナニーをしていました。そのおかずにしていたのは、近所の散髪屋のおばさんでした。当時30歳そこそこ、小柄で色白のきれいな奥さんで、旦那さんは40過ぎの真面目な人で、夫婦ふたりで理容店を営んでいました。当時僕は女性と付き合ったこともないうぶな21歳、女性の扱いなんか全く分かりません。ただドキドキしてぎこちない言動しかできませんでした。月に1回散髪に行き、帰りにおいてある漫画をひとしきり読んで帰ります。髪を切って奥さんが洗髪や髭剃りをしてくれるとき、手に下腹部をこすりつけ、頭をふいたあと頭に胸をあててきます。それは特に意識してしているとも思わず、おばさんの癖だと思い、密かに楽しんでいました。あるとき、遅い時間に行ったとき、旦那さんがいないので、聞けば虫垂炎で入院しているとのこと。僕が椅子に座ると、カーテンをしめました。「女ひとりだから・・・」と散髪をはじめました。
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